作品No
0007
作品名
4連作「手紙ー送られなかったラブレター」「手紙ー届かなかったラブレター」
主催団体名または主催者名
TBスタジオ
フライヤー製作者
渡部通子
上映・公演(初日)年月
2020/1
上映・公演 場所
劇的ライブスペース・オメガ東京/絵空箱
作品のコンセプト
激動の昭和という時代。そこに生きた二人。昭夫と和江の物語。昭夫の側には和江がいて、和江の側には昭夫がいる。しかし、ふたりはそれぞれに激動の時代を必死に生き、すれ違う。昭夫は、差別を孕む時代背景、学生運動、山谷に暮らし、トップ屋を経て、ベトナム戦争の従軍カメラマンとなる。心的外傷を受けて、帰国、そして政治活動。和江は女優の道を歩く。演劇の道、映画というスクリーンの道、そして挫折、テレビへの道へと進む。和江は離婚し、昭夫は傷心の和江に意を決して求婚。この物語は全て二人の間で交わされる「手紙」により進む。
作品のアピールポイント
得丸伸二考案の「ハイパー朗読機」を使用した企画であり、台本に目を落とすことなく、記号として変化する衣裳と全身で演じる二人の俳優と時代背景を投影する映像と昭和歌謡により、立体的に構成されている作品である。2020年1月、2020年12月、2021年8月、2021年11月と準定期公演を続けている。今回は4連作チラシとしての応募とする。