作品No
0027
作品名
SCRAP AND…?
主催団体名または主催者名
QoiQoi
フライヤー製作者
モネ
上映・公演(初日)年月
2021/5
上映・公演 場所
GALLERY2511/オンライン配信サイトQumomee
作品のコンセプト
約2年間福島県沿岸部に訪れ取材を重ね、現地の分断や格差、差別など複雑に絡み合った問題が浮かび上がってきた。今作ではその現地の現状に触れつつ、首都圏に住む我々が自分事として考えられる問題として原発についてを主に扱った。
原発を使っていく上で切っても切り離せない高レベル放射性廃棄物の処理問題。自分たちの幾世代も後の子孫たちに残すものとして、私たちの世代で考えなくてはならない問題ではないか。
「無関心ではいられるが、無関係ではいられない」それが原発であり、どう「向き合っていくのか」を問う意欲作である。
フライヤーには人々の分断とそれぞれの想いの方向性の違いが出るよう意識しデザインした。
原発を使っていく上で切っても切り離せない高レベル放射性廃棄物の処理問題。自分たちの幾世代も後の子孫たちに残すものとして、私たちの世代で考えなくてはならない問題ではないか。
「無関心ではいられるが、無関係ではいられない」それが原発であり、どう「向き合っていくのか」を問う意欲作である。
フライヤーには人々の分断とそれぞれの想いの方向性の違いが出るよう意識しデザインした。
作品のアピールポイント
重いテーマに対し内容はフランクに軽く伝えられるよう意識した。冒頭では震災直後の様子をパフォーマンスとして表現して観客への興味づけをし、原発の基礎知識などの解説も含めながら、物語のそって日本の原発の抱えている問題点や自分たちが考えるべき課題が見えてくるような構成にしている。
また現地で取材してきた人々の想いを物語の中でセリフとして表現し、それぞれが同じ思いと違う考えを持っていること、現地のグラデーションを表現しようと試みた。
ラストでは役という仮面を脱ぎ、出演者自身の言葉で観客に問いかけ、現地の海の風景を撮影した映像だけが残り幕をおろす。
また現地で取材してきた人々の想いを物語の中でセリフとして表現し、それぞれが同じ思いと違う考えを持っていること、現地のグラデーションを表現しようと試みた。
ラストでは役という仮面を脱ぎ、出演者自身の言葉で観客に問いかけ、現地の海の風景を撮影した映像だけが残り幕をおろす。