作品No
0029
作品名
女たちの自負~テネシー・ウィリアムズ一幕劇~
主催団体名または主催者名
劇団キンダースペース
フライヤー製作者
古木杏子
上映・公演(初日)年月
2021/5
上映・公演 場所
劇団キンダースペース アトリエ
作品のコンセプト
テネシー・ウィリアムズの描く女性像の特徴は、ひりつくような自負とその裏の深い孤独。栄光への夢想と挫折への恐怖。露骨な無神経さと病的な傷つきやすさ。これは今、社会へ出ていく中で直面する、わが国の現代女性の負の部分とも十分重なり合う。
「語られざるもの」(1958)「罠」(1968)という、一方は富裕層の南部女性、一方は貧困の底辺にいる母娘の物語を通して、この国の自立しようとする女性たちに、こうであったかもしれない、こうなるかもしれないという、もう一人の自分を見つめてもらう意図がある。
かつて海の向こうのものであった孤独と崩壊は、今日、日本人の女性のものとなりつつある。
「語られざるもの」(1958)「罠」(1968)という、一方は富裕層の南部女性、一方は貧困の底辺にいる母娘の物語を通して、この国の自立しようとする女性たちに、こうであったかもしれない、こうなるかもしれないという、もう一人の自分を見つめてもらう意図がある。
かつて海の向こうのものであった孤独と崩壊は、今日、日本人の女性のものとなりつつある。
作品のアピールポイント
作品の登場人物たちは、固い壁に囲まれてどこにも行けない。袋小路に陥った彼女たちの人生が、いつか明るくユーモアに溢れた光に包まれることを願い、明るい色あいを使いました。