作品No
0035
作品名
ママ先生とその夫
主催団体名または主催者名
劇団キンダースペース
フライヤー製作者
山崎稚葉
上映・公演(初日)年月
2021/9
上映・公演 場所
劇団キンダースペースアトリエ
作品のコンセプト
自由な均整であり、聡明な型破りであり、節度あるファンテジィであり、要するに、一つのもっとも洗練された反逆的精神である。『ハイカラ』が模倣と流行を敵とする所以はここにある。(岸田國士/『ハイカラ』ということ)
本質を論じず『ハイカラ』という理由で自身の作品を揶揄した沢山の評論に対して岸田國士が反論したエッセイの一部である。
翻って、この「ママ先生とその夫」は年下の夫と共に、新しくて自由な教育を実践する男女共学の寄宿学校、聖風学園を運営する、奥居町子を主人公にした物語である。
彼女を見る世間の目、そしてスキャンダルに翻弄される滑稽さ…
まさに『ハイカラ』を行く女性に岸田國士が背負わせる人生とは…
本質を論じず『ハイカラ』という理由で自身の作品を揶揄した沢山の評論に対して岸田國士が反論したエッセイの一部である。
翻って、この「ママ先生とその夫」は年下の夫と共に、新しくて自由な教育を実践する男女共学の寄宿学校、聖風学園を運営する、奥居町子を主人公にした物語である。
彼女を見る世間の目、そしてスキャンダルに翻弄される滑稽さ…
まさに『ハイカラ』を行く女性に岸田國士が背負わせる人生とは…
作品のアピールポイント
ハイカラと揶揄されながらも凛と立つ女性の、視線の先の“何か”を感じていただけたらと思います。背後に透かした現代の雑踏で、岸田國士の作品の普遍性を表しました。