作品No
0060
作品名
あの怪物の名は太陽の塔
主催団体名または主催者名
The Stone Age ブライアント
フライヤー製作者
朝田大輝
上映・公演(初日)年月
2021/10
上映・公演 場所
サンモールスタジオ(新宿御苑)
作品のコンセプト
約50年前に兵庫県が推進していた「不幸な子供の生まれない運動」(1966年~1974年)に興味を持ったことが創作のキッカケになりました。
「不幸な子供の生まれない運動」とは、妊婦の出生前診断を奨励し羊水検査でダウン症候群など染色体異常の胎児を見つけることを推進し、結果的に中絶を容認する政策です。しかし、この運動は後年、人権団体や障害者団体の抗議によって廃止されました。
こうした政策があったことに驚きとまたそれを阻んだ事実を知り、まだ記憶に新しい相模原障害者殺傷事件の犯人が残した“意思疎通ができない障害者は生きていても仕方がない”との言葉が浮かび、“人の善意”をテーマにした作品です。
「不幸な子供の生まれない運動」とは、妊婦の出生前診断を奨励し羊水検査でダウン症候群など染色体異常の胎児を見つけることを推進し、結果的に中絶を容認する政策です。しかし、この運動は後年、人権団体や障害者団体の抗議によって廃止されました。
こうした政策があったことに驚きとまたそれを阻んだ事実を知り、まだ記憶に新しい相模原障害者殺傷事件の犯人が残した“意思疎通ができない障害者は生きていても仕方がない”との言葉が浮かび、“人の善意”をテーマにした作品です。
作品のアピールポイント
~命の選別(出生前診断)は本当に人の道から外れることなのか~
1974年の大阪。季節は秋。
舞台は大阪北部の山のふもとにある展望所。
近くには親と離れて暮らす重度知的障害者の施設があり、展望所は職員の憩いの場になっている。
見渡すと開発が進む千里ニュータウンの街並みの中、大阪万博の象徴だった太陽の塔が一際大きく見えるー。
今公演の物語は半世紀前を舞台に、今につながる命の選別の始まりとなった「不幸な子供の生まれない運動」を推進する者と拒む者を通して、不幸を乗り越えようとする“それぞれの善意の行方”を描きます。
1974年の大阪。季節は秋。
舞台は大阪北部の山のふもとにある展望所。
近くには親と離れて暮らす重度知的障害者の施設があり、展望所は職員の憩いの場になっている。
見渡すと開発が進む千里ニュータウンの街並みの中、大阪万博の象徴だった太陽の塔が一際大きく見えるー。
今公演の物語は半世紀前を舞台に、今につながる命の選別の始まりとなった「不幸な子供の生まれない運動」を推進する者と拒む者を通して、不幸を乗り越えようとする“それぞれの善意の行方”を描きます。