作品No
0006
作品名
「小医癒病」中医癒人大医癒世
主催団体名または主催者名
演劇/微熱少年
フライヤー製作者
加藤真史
上映・公演(初日)年月
2022/10
上映・公演 場所
太田市学習文化センター視聴覚ホール
作品のコンセプト
新型コロナウイルスによるパンデミックは、わたしたちの生活のスタイルを変えただけでなく、人間の欲望や理性による対話について考え直す機会にもなりました。
そして、未知のウイルスと対峙する最前線で患者を救おうと尽力する医療者の姿も目にしてきました。
あの医療者たちの行動の根本にあるものは何なのだろう、ふと、そんなことを考えました。
スーパードクターが活躍する物語でも、研修医の成長を描いた作品でもありません。
ただ、医療者の日常を丹念にスケッチすることで見えてくるものがあるのだと思います。
そして、未知のウイルスと対峙する最前線で患者を救おうと尽力する医療者の姿も目にしてきました。
あの医療者たちの行動の根本にあるものは何なのだろう、ふと、そんなことを考えました。
スーパードクターが活躍する物語でも、研修医の成長を描いた作品でもありません。
ただ、医療者の日常を丹念にスケッチすることで見えてくるものがあるのだと思います。
作品のアピールポイント
本作は研修医たちを中心に、それにかかわる多くの医療従事者たちが織り成す群像劇の形式を採っています。
【同時多発会話】【演劇的発声をしない】【客席に背を向けたまま演じる】など、外形的には所謂「現代口語演劇」の方法ですが、遠くから眺めると「医療者」と一括りにされそうな問題を顕微鏡で覗き見るように言葉ひとつ動作ひとつに明確な根拠と意味を描くことと、「めったに起こりそうにない事件は起こさないがそれでも事件は起こっている」という「日常の一回性」にフォーカスした点は類例がないと思います。
フライヤーは7人の研修医を色の違う7輪の花になぞりました。それを持つ人物は現実と対峙し悩む医療者の象徴です。
【同時多発会話】【演劇的発声をしない】【客席に背を向けたまま演じる】など、外形的には所謂「現代口語演劇」の方法ですが、遠くから眺めると「医療者」と一括りにされそうな問題を顕微鏡で覗き見るように言葉ひとつ動作ひとつに明確な根拠と意味を描くことと、「めったに起こりそうにない事件は起こさないがそれでも事件は起こっている」という「日常の一回性」にフォーカスした点は類例がないと思います。
フライヤーは7人の研修医を色の違う7輪の花になぞりました。それを持つ人物は現実と対峙し悩む医療者の象徴です。