作品No
0065
作品名
僕たちの町は一か月後ダムに沈む
主催団体名または主催者名
表現ユニットえんぶる
フライヤー製作者
シモヤマアキコ
上映・公演(初日)年月
2023/9
上映・公演 場所
大胡シャンテ マルエホール
関連情報
【あらすじ】
「同窓会を行います。タイムカプセルの鍵もお忘れなく」
ある日、そんなハガキが僕たちの元に届いた。
集まったのは、もうすぐ水の底に沈んでしまう中学校。
僕たちがダム建設に反対して立てこもった思い出の教室だ。
あれから20年――。僕たちは、大人になった。
【表現ユニットえんぶる】
2017年立ち上げ、群馬県伊勢崎市を拠点に活動している表現ユニットです。
誰でも参加できる演劇ワークショップを開催しながら、作品ごとに役者を募り公演を行っています。
作品のコンセプト
本作はダム建設により水没する村で育った若者たちの友情と葛藤を描いた青春群像劇です。
2009年、当時全国的に注目されていた群馬県の八ッ場ダムをモデルに創作された作品を、群馬県内で初上演しました。
通底するテーマは「時間」です。
中学時代に埋めた「タイムカプセル」を掘り返すために集まった同窓会。
ダム建設反対を掲げて闘った20年前との現在という2つの「時間」を行き来する構成。
20年という「時間」によって起きたさまざまな変化。
一か月後にダムに沈むという「カウントダウン」的な要素。
フライヤーでは、これらを視覚的に表現することを意識してデザインしました。
2009年、当時全国的に注目されていた群馬県の八ッ場ダムをモデルに創作された作品を、群馬県内で初上演しました。
通底するテーマは「時間」です。
中学時代に埋めた「タイムカプセル」を掘り返すために集まった同窓会。
ダム建設反対を掲げて闘った20年前との現在という2つの「時間」を行き来する構成。
20年という「時間」によって起きたさまざまな変化。
一か月後にダムに沈むという「カウントダウン」的な要素。
フライヤーでは、これらを視覚的に表現することを意識してデザインしました。
作品のアピールポイント
フライヤーは、若手中心の芝居であることから、作品のコンセプトを視覚的に表現することを意識したうえでスタイリッシュに仕上げました。
具体的には……
「時間」を表すために、「砂時計」のかたちを採用。そして、「ダムによる水没=時間とともに迫る水」というイメージから、砂時計の砂を水に変えて描きました。さらに、中学校の教室が舞台であること、また、そこで反対運動を繰り広げるという内容から発想して、学校で使われる机と椅子をバリケードのように配置。また、フライヤー全体の質感を、クシャッとさせた紙に見えるように加工し、ノスタルジックな雰囲気をプラスしました。
一方、地域演劇ということもあって、幅広い世代の観客を意識し、文字ははっきり大きく、フォントも読みやすいものを採用し、情報のわかりやすさも重視して作成しました。
具体的には……
「時間」を表すために、「砂時計」のかたちを採用。そして、「ダムによる水没=時間とともに迫る水」というイメージから、砂時計の砂を水に変えて描きました。さらに、中学校の教室が舞台であること、また、そこで反対運動を繰り広げるという内容から発想して、学校で使われる机と椅子をバリケードのように配置。また、フライヤー全体の質感を、クシャッとさせた紙に見えるように加工し、ノスタルジックな雰囲気をプラスしました。
一方、地域演劇ということもあって、幅広い世代の観客を意識し、文字ははっきり大きく、フォントも読みやすいものを採用し、情報のわかりやすさも重視して作成しました。