作品No
0077
作品名
きをみずもりをみる
主催団体名または主催者名
パスプア
フライヤー製作者
むらかみなお 撮影:高野篤丸
上映・公演(初日)年月
2023/3
上映・公演 場所
カタリナスタジオ
関連情報
【公演について】
遊ぶように、挑戦を。新しい"!!"を込めた短編集。
make"!!"をコンセプトに、表現を探求する舞台芸術ユニット・パスプア。今回は「死(生)」をテーマに、ライトなテイストの短編4作をお届けします。
【演目】
①幽と現のあいだ
仕事続きで眠れないが、体はまったく疲れない。医者に行くと、心臓が、止まっていた。脳の活動も。なぜ動き、喋っているのかはわからない。教文短編演劇祭2022で好評を得た、あの世とこの世のはざまに生きる労働者の、労働者に送る、労働ファンタジー。
②私の境界
国内外で活躍するダンサー・向井章人さんを振り付けに迎え、パスプアが挑む本格的な身体表現。人の認識の世界の関係性をテーマに、命の始まりから終わりまでを、4つの体を駆使して描き出します。
③最期のプレゼンテーション
7人の男女が集まり、人の死をデザインする会議室。だれかの終わりの瞬間をプロデュースする架空の企業を舞台に送る、ダークな打ち合わせコメディ。パスプア初、3名のゲストを迎えお送りします。
④ハッピーエンドセンター
生きるって、コスパ悪い。自ら死ぬ権利を得た人間が、なにを考え、どう生き、死んでいくのか。仮説された世界設定で生きる人々を通じ、現代の厭世的な価値観を浮き彫りにするパスプアの真骨頂。
作品のコンセプト
タイトルの「きをみずもりをみる」をストレートに伝える。
小さな木を顔や周りに立てて、森の中で横たわる4人。
それぞれの視線・目で彼らの「死(生)」との関わり方を暗示させる。
・起きてカメラを見ている。観客をこちらの世界に誘う。
・死が恐ろしく見ないようにしていたが、覗き見てしまう。
・眠るように安らかに目を閉じる。死を受け入れる。
・目を開けたまま倒れ、死を受け入れていない。
死=(メメント)モリを意識することで、生=きを意識する。
小さな木を顔や周りに立てて、森の中で横たわる4人。
それぞれの視線・目で彼らの「死(生)」との関わり方を暗示させる。
・起きてカメラを見ている。観客をこちらの世界に誘う。
・死が恐ろしく見ないようにしていたが、覗き見てしまう。
・眠るように安らかに目を閉じる。死を受け入れる。
・目を開けたまま倒れ、死を受け入れていない。
死=(メメント)モリを意識することで、生=きを意識する。
作品のアピールポイント
「死」と「生」にまつわる4作の短編公演ということで、それぞれ演じる役の「死(生)」に対するアプローチをビジュアルに落としました。
重いテーマではありつつもライトなコメディ要素もあるので、ミニチュアの木でガリバーのような戯画的なおもしろさもを意識しています。
俯瞰した森をイメージした緑のドットと、喪服のような黒い衣装、死後の世界の無をイメージした白背景で、淡々としたトーンでまとめました。
重いテーマではありつつもライトなコメディ要素もあるので、ミニチュアの木でガリバーのような戯画的なおもしろさもを意識しています。
俯瞰した森をイメージした緑のドットと、喪服のような黒い衣装、死後の世界の無をイメージした白背景で、淡々としたトーンでまとめました。