作品No
0085
作品名
太陽(アポロン)のことは知らない
主催団体名または主催者名
劇団UZ
フライヤー製作者
林幸恵 写真:伊豆野眸
上映・公演(初日)年月
2023/7
上映・公演 場所
シアターねこ
関連情報
劇団UZは、愛媛県松山市を拠点に、俳優・上松 知史、座付き作家・伊豆野 眸を中心に2020年7月設立。
時代や社会の狭間で生きる人々や、その風景を写真のように舞台上に映し出す伊豆野作品を年1~2回上演するほか、既成脚本や劇場外での公演などに取り組んでいる。
2022年、豊岡演劇祭2022 フリンジショーケースに参加し、初の県外上演を実施した。
作品のコンセプト
世間を震撼させたバスジャック事件「新鷺梁津事件(シンノリャンジンじけん)」から十年。
イラストレーター志望のキム・リカとルームシェアし、ネット記事の執筆とアルバイトでその日暮らしを続ける自称ライターの三浦小豆は週刊誌連載を狙い、被害者たちへの取材を始める。彼らは変わりゆく社会の中で、風化しつつある「事件後」を生きていた。
事件の影響で片腕を失った青野尚子の電動義手手術への支援を求めるクラウドファンディングが立ち上がる中、ネット上ではバスジャックにからむ陰謀論が光の早さで膨張拡散を繰り返していく。
日本経済迷走三十余年。現代社会の隙間で積み残された違和感を仰ぎ見る――。
イラストレーター志望のキム・リカとルームシェアし、ネット記事の執筆とアルバイトでその日暮らしを続ける自称ライターの三浦小豆は週刊誌連載を狙い、被害者たちへの取材を始める。彼らは変わりゆく社会の中で、風化しつつある「事件後」を生きていた。
事件の影響で片腕を失った青野尚子の電動義手手術への支援を求めるクラウドファンディングが立ち上がる中、ネット上ではバスジャックにからむ陰謀論が光の早さで膨張拡散を繰り返していく。
日本経済迷走三十余年。現代社会の隙間で積み残された違和感を仰ぎ見る――。
作品のアピールポイント
表面は、ジャックされたバスの乗客が窓から見た外の景色を写真をベースに表現。
事件の不可解さ、陰謀論、見えない真実、捉えづらい登場人物たちのイメージをタイトルでも強調しました。
裏面は、作中でキーワードとなるブリューゲルの絵画「イカロスの墜落のある風景」の配色の中で最も印象的な赤色を大々的に使用し、物語とのリンクを意図しています。
事件の不可解さ、陰謀論、見えない真実、捉えづらい登場人物たちのイメージをタイトルでも強調しました。
裏面は、作中でキーワードとなるブリューゲルの絵画「イカロスの墜落のある風景」の配色の中で最も印象的な赤色を大々的に使用し、物語とのリンクを意図しています。